ココミラ日記 〜ココロがつながる未来が変わる〜

私・妻・母・会社員。4つの役割をもつ「私」がそれぞれの立場で感じたこと、思うことを書き綴ります。

会社に、顔出ししてきた

育休中の身でありながら、子どもを連れて、会社へ行ってきた。

特に用は無く、主に顔出し。

 

帰省したときのお土産があって、それを渡しそびれていたから、それを渡すのが目的。

 

行くまで、正直怖かった。

みんな忙しいのを知ってるから。

「は?何しに来たの?」って言われるんじゃないかと思った。

 

だけど、夫が猛烈に「持っていけ」「顔見せてこい」と言い続けていたこともあり、

意を決して、会社へ連絡して、行ってきた。

 

やっぱりみんな忙しかった。しかも、私がいたときよりも忙しくなってた、、、

 

昔、体調不良で前職を長期休職したときのこと。

定期的に会社に顔出ししないといけない日が必ずあって、

そのときに「何しに来たの?」的な対応をされることが多かった。

 

会社を休職しているときは自分の席が無くなり、

自分がいた頃とは違う時間が流れている。

だから、顔出しをしたときにでる、同僚の「何しに来たの?」は、正しい反応なのだ。

休職中に会社に顔出しをしに行って、自分の居場所がないことを再確認してしまう。

 

たしかに私はあの席で頑張っていたのに、と。

 

居場所が無いことを確認するたび、だんだん、気持ちが重くなっていった。

 

結局、前職はそういうことも重なって退職してしまった。

 

 

 

今回も「居場所がない」ことを確認するだけなら行きたくない

 

そう思っていた。

 

だけど、会社に行ってきたら、私が思っていたことは杞憂に終わった。

 

みんな忙しいから、正直、そっけない。

 

でも、わざわざ手を止めて、子どもを抱っこしてくれたり、遊んでくれたりして、みんな優しかった。

赤ちゃんに会いたくて、というひとも。

 

上司は、みんなと話せるようにと、わざわざ会議室を押さえてくれていた。

 

残念だったのは、お盆休み近い8月の金曜日だから、休んでいるひとも多くて、会えないひともいた。

 

周りへの迷惑のこととか、傷つきたくないゆえの自己保身で、今日にしたけど、

こんな気分になれるなら、もっと普通のときに行けばよかった。

そしたらもっとみんなに会えて、子どもも、たくさんのひとにかまってもらえたのに。

 

今度、子どもを連れて行くときは、復職面談のときで、基本的に半年先。

復職面談は、さすがに「仕事」になるからあまりウキウキして行かれない。

子どもを連れていけるかは微妙。

 

うーん、やっぱり残念だったなぁ。

 

 

心残りはあるけれど、顔出しに行ってきて良かったなぁ。

勇気出してよかった。

ひとつ、乗り越えられた。

 

 

しかも、既に復職して頑張ってるママのひとたちと話しをして、元気をもらった。

私も、ちょっと頑張って、やってみよう、という気持ちになれた。

 

 

そして最後に気になった発言。

 

 

「(子育てとかワーママとか)みんなが出来てるんだから、出来て当然でしょ〜!」

 

 

堂々とそう言うひとがいて、びっくりした。

 

・・・どこらか来るんだ、その自信。

・・・うらやましいぞ。

 

私もその自信を身に付けたい。

ビビリな私が少なくなりますように、、、。